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あなたが見ている現実は正しい?

皆様こんにちは☺️

今日は、自己認知スクールなどで、自分の思考を知ること、つまりは他者の目線で自分自身の考えや特徴を見る機会を持つことが、何故大切なのかをお話していきます。


そもそも、みなさんが今見ている現実とはなんでしょうか?



人間は情報の80%を視覚から得ているとも言われるほど、視覚にはかなり大きな影響が与えられています。

百聞は一見にしかず、という言葉にもあるように、見たものをそのまま信じているのです。


ですが、その見ているものは本当に正しいと言えるのでしょうか?



ここで、そもそも視覚というものについて考えていきます。


視覚は何から得ている?と聞かれたら、多くの人が「そりゃ眼でしょう」と答えるのではないかと思います。

確かに、目から膨大な情報が流れ込んでくるのは確かです。


ただ実際には、今あなたが見ている情報は、目に映ったものがそのまま見えているわけではないのです。


私達人間や動物は、目に入ってくる光の信号をもとに、どこに何があるのか、刻々と変化する周りの環境の多くを把握していますね。

そうした溢れるような視覚情報の渦から必要な情報を取捨選択して、脳は整合性のあるイメージを作り出しています。

そのイメージこそ、私達が認識している視覚なのです。



つまり、私たちが外の世界を知覚するとき、その役割を担っているのは脳なのです。


網膜ではなく。網膜は光センサーですから、入ってきたデータを視神経を通じて脳に伝えるだけなのです。

実は目の見えない人にも視覚皮質はあります。目からは情報は入ってきませんが、イメージング技術(脳の活動を外から計測・画像化する方法)を用いて調べてみると、点字を読んでいるときに視覚皮質が活動し、「見る」行為をしていることがわかるそうです。

つまり、物が見えているのは学習の結果なのです。

ですから網膜に問題があって目の見えない人でも光センサーによって脳に直接にデータが入力されるようにすれば、外の世界と中をつなぐように脳が変化し、目の見える人とは違う回路かもしれませんが、結果としては同様な視覚体験ができるだろうと考えられています。



実際に私の祖母は光も見えない状態ですが、脳内にはイメージ像が浮かぶ為、「幻視」と呼ばれるものを「見る」ことができることもあるのです。


また、2012年頃にすでに、神経の回路の研究で、それまでは単なる電子回路のように、どことどこがつながっているか考えるだけだったが、神経のつなぎ目の中継地点では、お互いに干渉しあって、情報をフィルターしていく賢い仕組みがあることが分かっています。


つまり、脳がフィルタリングしている仕組みの解明も進んでいるわけですね。



つまりは、莫大な光などの情報を、脳が精査してイメージを作り出しているわけです。

つまり、個人個人の脳の働きにより、見ている世界は実際にも違うのです。




また、視覚として映像化されていたとしても、どの部分に焦点を当てているか、これは最も思考の影響を受ける部分です。

それにより、本当に隣にいたとしても、私達は全く違う世界を見ていることになりますし。

一つ思考が変わると、視点が転換されると、それだけで、本当に違う世界が見えてくるのです。



自分のフィルターが変わると、当然ですが、それを通してみる世界は変わりますよね?



そして、そのフィルターを知っていくのが、自己認知なのです。

しかも、これを「他者」と行うことが大切なのです。


何故か?


それはここまで読んで頂いた方ならお分かりになると思いますが、あなたがあなたのフィルターを自分自身で見ることは不可能だからです。

自分のフィルターを通して世界を見ることしか出来ないので、そのフィルターのない世界は、全く別の視点を持つ人に教えて貰う必要があります。


それが例えば他の人間であれば、勿論その人のフィルターを通した世界から見たあなたであることは事実ですが、それだけでも自分の見ていたフィルターに気づく材料になります。



だから、自己認知は1人ではできないことなのです。

思い込みを書き出して貰うのは、そのヒントになります。ただ自分でそれを眺めていても、なかなか改善されません。

それは勿論自分のフィルターで見ているままだからです。


そこに他者の視点が入ることで、あなたは自分自身に気づくことができ、自分の見ている世界を変えていくことができるのです。


そして、脳だけではなく、神経達の働き、また第二の脳と言われる腸の影響もまた大きなものがあります。

そして、内側や目に見えないもののエネルギーはもっと大きな周波数の話になります。



この辺り、動画にしようと思ったのですが、一度文字で見た方が分かり易いかな?と思ったのでひとまずブログに書いてみました👼


続きはまた!


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