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内側で出会った神々

  • のぞみ 箕村
  • 7月1日
  • 読了時間: 5分

勘違いされすぎて少し疲れてしまったので、

ここしばらく「内側の世界」の話を公では控えていました。

あまりにも “ファンタジー=ふわふわした理想郷” として受け取られることが多かったからです。


でも、私が体験してきた世界はそんな柔らかいものではなく、本来、人の想像を超えるリアリティと、時に恐怖を伴うほどのスケールを持った世界です。


だから、今までは伝わる方々にだけ、直接お話しするようにしていたのですが、それはそれでなんだかなぁとも思ったので…。

今日は久しぶりに、私が見てきた内側の世界のことを少し綴ってみようと思います。




多くの人が最初に出会う内側の世界は、“生活の延長線上”のような親しみのある空間です。

自分の内なる家や庭が現れ、家具の配置を変えたり、掃除をしたり、お供えをしたり、お祈りをしたり──

中には鳥たちからメッセージをもらったり、料理をしたりする人もいます。


そうした行動だけでも、現実には驚くほど変化が出ることが多く、それが何よりの本質であり、内側との関係性の第一歩でもあると思っています。


でも、私が最初に出会ったのは、そうした“親しみやすい存在”ではありませんでした。



夢の中で何度も現れたのは、圧倒的に巨大で、

神に近いような存在たち──

湖の底や空の彼方から、こちらを静かに見ているような、言葉にできないほどの存在感と重厚さを持った何か。


最初にその姿を見たとき、心臓が縮むような怖さが残り、目覚めたあとも呼吸が浅いまま、しばらく動けませんでした。



あまりにも大きく、強く、意志を持った存在が「いる」とわかったとき、私たちはそれを「恐ろしいもの」とすら錯覚してしまうことがあります。当時の私もそうでした。

その強さが、ただの幻想などではなかったからこそ、現実で身体が反応するほどの“圧”があったのです。


今では、その存在たちがどれだけ優しく、

深い慈愛に満ちていたのかがわかります。


ですが、そうした存在に対して「私がコントロールできる」などと勘違いしたことは勿論一度もありません。

むしろ、その圧倒的な力を知っているからこそ、人間がそこに対して“繋がっている”とか“使える”などというのは、根本的にズレているのではないかと感じてしまうのです。


「神と簡単に繋がれます」とか

「こうすれば内なる龍が目覚めます」

そんな軽やかな言葉が溢れているのを目にすると、私はどこかで深いため息をついてしまいます。


だって、人間はほんの少しの違和感や孤独ですら怯えるのに、このスケールの存在を“気軽に呼び出す”なんて──

そんな余裕が本当にある人間がどれほどいるでしょうか。


だからこそ…

“ファンタジー”がいけないのではなく、そこにリアルな恐れや畏敬を通らずに語られる“軽さ”に私は違和感を抱いていたのだと思います。



私は直視できないほどに大きな力と、ここまで長く向き合っていたことを本当の意味で腑に落とせたのは、ここ最近。

それまでは彼らを小さくして捉えることで、自我が恐怖から身を守ろうとしていたことも今ならよくわかります。


彼らは本当に大きいですが、圧倒的に優しく…存在しています。ただ勿論彼らにも自我はある。

優しいだけではありません。


彼らとの関わりは基本的には皆様にはなく、ただ大きな存在として奥には必ずいます。

ベストな距離感はそれぞれということです。


とはいえ最初にお話ししたように、誰にでも開かれている部分もたくさんあります。

内側の家を整えること、花を飾ること、鳥や草花と繋がること。

そうした日々の営みのなかで、まるで魔法のように現実が大きく変化していくのは事実です。

※ただしそれには自己認知の一致が必須なので、それが大大大前提ですが🙏


実際に私のお客様の中でも素晴らしい体験を現実として受け取れている方がたくさんいらっしゃいます。

本の中のご感想にもある通り、内側の世界のままだというような場所に引っ越されることになった方もいらっしゃいますしね☺️


人によっては、草花や小動物、妖精のような存在から呼ばれることもあるし、逆に、ヘラジカや熊のような大きな存在と出会う場合もあります。

彼らとの関わりは本当にときめいて楽しいものになるでしょう🥹✨

でもそれは「出会おう」とするから出会えるのではなくて、向こうから呼ばれる時が自然に来るだけなんだと思います。


私が最初に出会ったのは、空を飛ぶ大きな鯨のような存在でした。

空飛ぶ鯨は何度か絵にも描きましたね。

そのあとも龍やナマズ、湖や空を司るような

“自然そのもの”のような存在たちが、内側に現れてきました。



最初はとても怖かったけれど、

今では彼らが私を見守り、包み、必要なときには守ってくれるのを知っています。


こんな存在が居ながら、閉じ込めておいて、世の中に対して恐がって生きてたなんて馬鹿みたいですが…

この存在達を恐れる人たちのせいで、孤独になったり自身の内側に何か起きるのも怖かったのかもしれませんね。


まるでナウシカと王蟲のような…ね!

人間の視点ではとても理解しきれないようなスケールと、深く静かな優しさが、確かにそこにはあるのです。




これは、誰かに真似してほしいことでも、再現してほしいことでもありません。

ただ、私の体験がこうだったというだけです。


ちなみに、普通の大きさの動物達や小さな生き物達もたくさんいます。

みなそれぞれ個性的でとても美しい…🥹

小鳥たちやもふもふの可愛い子たちもいますし。

虫たちもたくさんいます。自然のまま。

ちょっと色や形が不思議な時はあるけど。


でも、それがファンタジーなのかリアルなのか──その境目さえ超えて、現実でそれが試されるような出来事があまりにも多く起こってきたこと。

そのすべてが、私の感覚を本物にしてくれました。


だから今日、久しぶりにこの世界のことを書き残しておこうと思います。

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