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肩書きを変えた理由

  • のぞみ 箕村
  • 1月7日
  • 読了時間: 6分

更新日:1月8日


数年前まで、私は自分のことを

fantasy creator と名乗っていました。

「心と身体不思議な世界の何でも屋さん」


この肩書を自身につけたのは、かれこれ7年ほど前になるでしょうか?


これは思いつきではなく、かなり時間をかけて辿り着いた肩書きでした。

心と体、そして内側の世界。

日常を、ただの現実としてではなく「意味を持った世界」として感じ直すこと。

その入口として、この言葉はとても誠実だったと思っています。


実際、私がやってきたことは「現実逃避としてのファンタジー」ではありませんでした。

むしろ逆で、現実を、ちゃんと生きるためにファンタジーを取り戻すそんな感覚に近いものでした。


だからこの肩書きを、私は今でも「間違いだった」とは思っていません。


ただ、いつからか…

違和感が拭えなくなっていったのです。


それは内容が変わったからではなく、立っている場所が変わったからでした。

そのことは以前も書いたことがありますね。



今、私が伝えていることは「地に足がつきすぎている」



今の私が扱っているテーマは、


  • 現実はどんな構造でできているのか

  • 身体の状態と自己認知は、どう外側の出来事に反映されるのか

  • 内側の関係性が、なぜそのまま人生の形になるのか



かなり具体的で、再現性のある話です。


感覚やイメージの話では終わらない。

実際に「現実がどう変わるか」を前提にしています。


そうなったとき、

fantasy creator という言葉が、

宙に浮いて見え始めました。


伝えたいことや中身は変わっていない。

でも、受け取られ方はどうしても変わってしまう。

その結果、その肩書きに集まる方々と私の伝えたいことの間には大きなズレがあったのです。


だからこそその名前を使うことをやめました。

ただ、そこからいくら中身や伝えていることの精度があがっても「肩書き」が宙ぶらりんだったのです。





私は、形を避けてきた



もうひとつ、大きな理由があります。


私はこれまで、「肩書き」や「形」をかなり慎重に避けてきました。


理由は単純で、肩書きが実際の中身よりも重視されることで歪んだ構造を、たくさん見てきたからです。


中身より形が先に立つ世界。それに与することが、とても嫌だった。


それに、自分自身にしっくりくる形を、なかなか与えられなかったという部分もあります。

やっていることが多様だったせいもあります。

すべて繋がっていることなのですが、説明せずそれを示す言葉が見つからなった。


そして一番は、これ以上誤解されたくなかったのです。

決めつけられたくなかった。

だから、あえて曖昧な場所に立ち続けていたところもあります。



先ほども書きましたがfantasy creator をやめたのは、結構前のことでした。

SNS上では一切使わくなっていました。


ただ、名刺とSHOPカードだけが当時のまま残っていて、

そこだけが「今の私」と噛み合わない状態になっていました。

対面のセッションだけ形が歪だったことと同じですね。


その間にも、SNSでは「LifeMatrix 創始者」と書いてみたり、

別の表現を試してみたりはしていました。


でも正直なところ、日本語の「創始者」という言葉の重さがどうしても馴染まず、

そこから生まれそうな印象を考えてしまって、結局どれも出しきれずにいました。



確定させることで、誤解の余地を作りたくなったのです。




形そのものが悪いのではない。

中身のない形が問題だっただけ。


形があるからこそ、できることがある。

肩書きがあるからこそ、守れるものがある。

それは事実です。


これは例えば、世の中の事、わかりやすいものならば今の政治などを見ていても、仕事をしていても、強く感じることです。




LifeMatrix Founder と名乗る理由



私は「LifeMatrix(ライフマトリクス)」という構造をつくりました。

これは誰かの理論を借りたものでも、スピリチュアルな概念を寄せ集めたものでもありません。


自分自身の身体、人生、関係性、そして多くの人との関わりの中で、何度も検証し、壊し、組み直してきたものです。私にとっては化学反応のようなもの、不可逆の検証結果達。


ですから、創始者(founder)であることは、事実です。

そして同時に、私は今もそれを使い続け、更新し続けている立場にいる。

ただし「practitioner(実践者)」だけでは足りない。それでは、生徒さんと同じ位置に見えてしまう。


今の私は、


  • 教える立場であり

  • 構造を更新する立場であり

  • 責任を持って形を与える立場にいる



それを曖昧にしないために、「LifeMatrix Founder」

リアルにおいてもこの言葉を、もう避けないことにしました。





fantasy を捨てたわけではない



誤解のないように言うと、

私はファンタジーを捨てたわけではありません。


ただ、ファンタジーを語るために現実から離れる必要がなくなった

それだけです。


現実の構造をここまで見ているからこそ、

日常は以前よりずっと美しく、奥行きを持って見えています。



今回、肩書きを変えたことはひとつのゴールであり、自分に形を与えることを、ようやく許可した記録です。


この変化には、自分の自己像に関する客観視の中で「多くの人からの100%の同意を待つのをやめて、80%の同意で受け入れていい」という決断ができたことも大きいです。

私の場合、自分だけでなくこの仕事やお客様への影響も大きいとわかっていたので、あまりにも…慎重になりすぎていたのですね。


寧ろお客様や他の方には6割~またそれ以下の他者認知でも、相手次第(信用がおけるかどうか)では採用してよいと勧めていますし、基本的には割合よりも相手の審美眼を重視していいのですね。

ただそれは私が客観視できる立場にいるからこそできる判断でした。


しかしながら、さきほど書いたような部分から、自分の自己認知になると、絶対に間違えたことをいってはいけないと強く思いすぎた結果、「不当性多数の他者から100%誤解なく同意されることのみ」を採用しようとしていたのです。


ですがおわかりのようにこれは不可能なことです。

物理的に不可能なのです。

そのこともどこかでわかっていながら、それを自分に求めていたせいで「自己像の形」を認定できなかったわけです。そのことを心底腑に落とせた。


ですからここが変わったことは、私にとってはとても大きな一歩でした。

これは、この肩書きに限らず、私自身の自己認知における最後の要ともいえるような大きな変化です。



そんなわけで今の私は、

「LifeMatrix Founder」

現実構造・身体・自己認知と内側を扱う人

この言葉とともに在ることができます。


そしてこの形は、私の内側に対して、ようやく差し出せた「答え」でもあります。


だからこそ、なんの変化もないような小さなことではありますが、

この『形』を示せたことを、内側と祝いたいと思います。

 
 
 

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