“あなたのことじゃないよ”って、ちゃんと伝えたくて
- のぞみ 箕村
- 5月24日
- 読了時間: 4分
今回のブログは、
先日書いたこちらの記事への補足です。
この記事の最後の、私の本音のところを読んで、
「もしかして私のことかも…」
「non.さんを無意識に傷つけてしまっていたんじゃないか…」
そんなふうに心配してくださった声がありました。
それを受けて、私はあらためて全体向けに伝えることの難しさを感じました。
読んで欲しいような相手にはきっと届かずに…
きっと、真面目に、誠実に、この構造に向き合っている方ほど、ひとつひとつに真摯だから、ちゃんと最後まで全部読んで。
受け取って染み込ませて…
しかも、謙虚に自戒して、自分のことかもしれないと感じてしまうんですよね。
でも、どうか安心してください。
これは、そんなあなたのことを言いたかったのではありません。

⚫︎どうして、あの記事を書いたのか
あのブログには、
ただ「伝えたいから」ではなく、どうしても言葉にしなければならない想いがありました。
それは、少しの悲しさや、どうしても伝えきれなかったもどかしさです。
構造というのは、一人ひとりが自分の内側と丁寧に向き合いながら、
時間をかけて少しずつ築いていくものです。
そこには、痛みや迷い、時には涙もある。
それでも、何度も立ち上がって越えようとする姿に、私は何度も胸を打たれてきました。
だからこそ、そこから逃げている人達に
表面的に理解したつもりになってほしくない、
都合の良い部分だけを切り取ってほしくない――
そう願う気持ちがありました。
⚫︎本気で向き合うということ
継続して通い続けること。
時間をかけて学び、自分の在り方を見つめ直すこと。
これは、簡単なことじゃありません。
生活の中で時間を捻出し、
お金をかけてまで、自分と向き合おうとするその覚悟。
ときには、「こんな自分、見たくなかった…」と思う瞬間もあるし、
逃げたくなったり、自分の正しさを手放すことに戸惑ったりもする。
でも、それでもやめなかった人たちを、私は見てきました。

「できるようになること」よりも、
「ちゃんと感じること」「逃げずに受け止めること」に力を注いで、
自分の内側と、静かにでも真剣に向き合い続けてきた人たち。
その姿勢こそが、美しいのです。
私は、そんなあなたたちの姿に、何度も救われてきました。
そして、心から誇りに思っています。
⚫︎ズレは、誰にでもあるものです
構造の中で生きていれば、
自分の理想と現実がズレてしまったり、
本当は気づいているのに、見ないふりをしてしまったり――
そんなことは、誰にでもあるものです。
私自身だって、これまでたくさんズレてきました。
なんなら、いまだに「あ、ここにもまだあるんだ…」と気づくこともよくあります。
ズレがあること自体が悪いのではありません。
でも、そのズレに気づかずにいると、
本来の願いや、自分を大切にする感覚から遠ざかってしまうことがあります。
だから私は、「ちゃんと見てほしい」と願っているだけなのです。

気づくことは、確かに痛みを伴うかもしれません。
でもその痛みの先には、本当の自分の願いや、深く満たされる感覚が待っている。
それを、たくさんの方が実際に越えてきた姿を、私は見てきました。
だから、もし今回のブログで何か感じるところがあったなら、
その気づきを大切にしてほしいと思います。
でも、もしあなたが、日々誠実に向き合ってきた方であるなら、
どうか自分のことを疑わないでください。
私は、これまでのあなたの姿をちゃんと見ています。
そして、これからも本気で向き合う方々と一緒に、進んでいきたいと思っています。
それに、
セッションやスクールで何度もお会いしている方であれば、
もし私が感じたことがあれば、その都度ちゃんと本心を伝えています。
なので、
「あの時、優しくしてくれたけど、実は無理してたのかな…?」
なんて不安に思わないでくださいね☺️
あなたが、どれだけ真剣に歩んでいるか、私は知っています。
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