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表に出なかった10年と、見えないまま続けてきた証明

  • のぞみ 箕村
  • 7月31日
  • 読了時間: 3分

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最近、弟子ちゃんが自身のブログで

「内側の声に従って表現を始めた心境の変化」を綴ってくれました。



その文章を読んで、このテーマで何かを書こうと思っていた矢先──

ふと、2017年の写真が出てきました。


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8年も前の写真。

でも、意外と私たち、変わっていないようにも見えました😂


あの頃からずっと…彼女は外側に対して言葉にしてはいませんでした。

私がどれだけ発信していても、どれだけ試行錯誤していても──

彼女がそれについて語ることはなかったのです。


私の発信していることは理解してもらうまでにも時間のかかることではあるし、私自身誤解されたくなかったから表現には一際気を遣ってきましたし。それは仕方のないことだったとも思います。



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そして私は、それを責めたこともなければ、言ってほしいと求めたこともありませんでした。

一番近い関係だからこそ、強要なんてできなかったし、したくもなかった。

でも、だからといって「それだけで充分だった」と感じていたわけでもなかったんです。


見えないものを扱っていたからこそ、“受け取った人”の言葉がどれほど貴重で、どれほど伝える力を持っているかがわかっていましたし。



私が“内側の構造”を言葉にし、世界に出し続けてきたこの10年間。

彼女はずっと、“一番近い距離”でそれを受け取ってきた人でもあったから。

その子が出してくれないならそもそも他の人にも求められることではないだろうなと思ってきました。


でも今回別の記事でも、彼女はこうして言葉にしてくれました。


non.さんが「たとえ自我としてはやりたくなかったとしても、内側の声に従うって決めているからやっているんだよ」と話していたことが、今になってやっと理解できた。

「やりたくてやってるわけじゃないけど、それでもやる」ってことが、自分の中でようやく腑に落ちた。

今の自分もそういう感覚で、ブログを書いている。

↑全文はこちら


これは、昔の私が伝えていた言葉。

当時の彼女には理解できなかったことを、

今、彼女は「ようやくわかった」と表現してくれました。


それはただ嬉しいというよりも、

「やっと届いたんだ」と感じられる出来事でした。


この“言葉にならなかった10年”は、

私たちにとって、静かだけど確かな証明だったと思っています。



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そして今、彼女以外にも──

自分の中だけに留めるのではなく、言葉にして伝えてくれる人たちが現れはじめています。

内側で確かに感じていたものを、「これだと思った」と口にしてくれる人。

「大切な人にも伝えたくなった」と、すすめてくださる方。


ようやく、あの沈黙の時間が、静かに報われていくような感覚があります。


あの時代があったからこそ、今こうして形になったことの尊さが、

余計に深く、胸に響くのかもしれません。



ここまで見守り、支えてくださった皆様に、心からありがとうを込めて。

これからも、地に足をつけて、真摯に伝えていきます。


陰ながらもとてもとても嬉しいですが、

烏滸がましくも──表立って応援してくださったら、より一層有難いなと思います🙏✨

 
 
 

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